数字で見る、カウンセリングルームの“続くしくみ”
- 裕亮 池田
- 10月19日
- 読了時間: 2分

今月、丸亀市と丸亀商工会議所が主催する「創業塾」の第2回講義に参加しました。テーマは「経営と財務」。創業に必要な資金や、目指すべき売上・利益について学ぶ回でした。
すでに創業している身としては、これまでなんとなく「このくらいの売上があれば大丈夫かな」と感覚で進めてきた部分もありました。しかし、やはり数字で可視化しておくことの重要性を改めて痛感しました。
講義と日商簿記の学びのリンク
ちょうど私は11月の日商簿記3級試験に向けて勉強中で、貸借対照表や損益計算書、仕訳などを学び始めていたところでした。今回の講義は、簿記で学んだ知識を復習しながら、実際の事業の数字に照らし合わせる良い機会にもなりました。
一方で、現実として、今年の売上では赤字で終わるかもしれないという課題も突きつけられた感覚がありました。先日別のチャットで相談した今月のカウンセリング利用者数の減少も、この不安と無関係ではないと感じています。
「人・情報・金・モノ」を見直す
今回の講義で改めて学んだことのひとつは、経営資源の四つの要素です。人・情報・金・モノの視点から、カウンセリングルームの現状を客観的に見つめ直すことができました。
また、8月に行った料金改定が、早期に良い方向へ舵を切れた決断であったことを再確認できました。このように、過去の判断も数字や状況と照らし合わせることで前向きに捉えられるのだと実感しています。
不安と向き合いながら続ける
ひとり起業は、常に不安と向き合いながら継続することが求められると改めて感じました。それでも、数字をしっかり把握し、現状を客観的に見つめることで、次の一歩を具体的に描くことができます。
創業塾での学びを通して、カウンセリングルームを“続くしくみ”として育てるために必要な視点を、少しずつ整理していけそうです。
まとめ
数字で現状を把握することは、事業を続けるうえで不可欠。
過去の判断や改善策も、数字と照らし合わせることで前向きに捉えられる。
ひとり起業は不安との戦いだが、客観的な視点を持つことで道筋が見える。
次回の創業塾でも、新たな学びや気づきがあれば、この場で共有していきたいと思います。読んでくださり、ありがとうございました。





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